はじめてのRuby on Rails 2

はじめてのRuby on Rails 2 (I・O BOOKS)

はじめてのRuby on Rails 2 (I・O BOOKS)

読了。テキスト通りに手を動かしながらサンプルアプリケーションを作成してみた。かなり少ないコード量でwebアプリケーションを開発することができることはよく分かった。妥当値の検査なんて、自前でコードを書くとかなり面倒だけど一行書くだけで完了してしまうのがすばらしい。よく分からないのが全体の構造だ。この本の中でもあまり難しいことには触れられていない。あくまでも一番最初のとっかかりを用意するというのが目的なのだろう。そういう意味ではなかなか役に立ったと思う。
ただCD-ROMは不要だと感じた。そもそもrails自体がCD-ROMに収録されていないのでCD-ROMだけで環境を構築することもできない。貧乏性なので捨てるのもできないし保存場所に困ってしまう。

よく分からないところ:

  • id列が必ず必要とのことだが、整数以外は駄目なのか。リーディングゼロを入れたいような場合もあると思うのだけど。
  • 変数の宣言がなされていないように思えるがこれが普通なのか。
  • モデルの中で他のモデルとの関係を定義するところ。has_manyやbelongs_toで参照先のモデルを指定するだけで、列を指定しないのになぜ参照できてしまうのか。一定の規則に基づいて列を命名しておくだけで済んでしまうのか。
  • テーブル名は複数型、インスタンス変数は単数形となっているが、単に最後にsをつけるだけでよいのか。knifeとknivesみたいに複数形が単数形とかなり異なるような場合にはどうなるのか。
  • データ量が多い場合に、複数ページに分割するにはどうするのか。

これからの学習で明らかになりそう。次はどの本を読むか。また書店に行くことになりそうだ。