- 作者: 平川克美
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
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昨日、iTunes Storeで芝浜のオーディオブックを購入した。この本の中で何度か紹介されており聞いてみたくなったのだ。購入してすぐ、読書を中断して30分ほど聞き入る。江戸時代にもお金の持つ魔力について充分認識されていたことが分かる。
岩井克人の貨幣論、網野善彦の「日本の歴史を読み直す」、ジョエル・ベイカンの「ザ・コーポレーション」(ASIN:4152086041)が下敷きになっているようだ。
不二家の不祥事が本書で紹介されていた。不二家だけではなくライブドアや村上ファンドの事件のほうが扱いは大きいのだが。。不二家に関して言えば、賞味期限切れの材料を使っていたことよりも、ホームパイの包装が開けにくいということのほうが私には非常に腹立たしい。いつも開けるのに苦労する。苦労して開けるとパイの破片がそこら中に散乱したりするし。ただ文句を言いつつもやめられないのがつらいところだ。