生物と無生物のあいだ

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)

今日は休日出社で、夜10時過ぎまでオフィスにいた。待ち時間がほとんどだったので一気に読了。かなり面白い。今年のベスト本にしたいぐらい。この著者の別の本も購入しようと思ったが、オフィスの近所の本屋には置いてなかった。
生物と無生物のあいだには何があるのか。一言で言うと「時間」である。時間という軸があるかどうかが両者を区別する大きなポイントだ。
新陳代謝を行う生物という存在を見ると、U2の「running to stand still」という曲名を連想する。生物が存在し続けるためには、常に自己の破壊と再生を繰り返していかなければならない。