ローマ人の物語 (15)

ローマ人の物語 (15) ローマ世界の終焉

ローマ人の物語 (15) ローマ世界の終焉

今に始まったことではないが、塩野七生は同性である女性に対する視線は厳しい。確か息子がいたと思うのだが、息子の嫁にとっては手強い姑になりそうだ。
ローマ人の物語は、権力をどのように行使すべきかというのがテーマになっているのだが、正当な理由がないにもかかわらず権力者に近い関係(妻や母として)というだけで、権力を行使しようとする女性達を塩野七生は嫌っているようだ。