司法試験受験者数と情報処理技術者受験者数と株価の関係(長いな)

大和総研のアナリストレポートを読んでいたら、面白いものを見つけた。司法試験受験者と情報処理技術者受験者の比率は株価に連動しているという。司法試験受験者数は景気が悪くなると増える。より安定した職業を求める人が多くなることに加えて、不祥事が多発し社会正義を実現しようと考える人も多くなるからだそうだ。反対に情報処理技術者の受験者数は景気が良くなると増えるという。レポートが手元にないので理由は忘れた。情報処理受験者数を司法試験受験者数で割った数値が増加すれば株価上昇を示しているのだという。かなりうろ覚えだが。ただこの二つの試験とも受験者の多くが二十代だと思うので、ごく一部の二十代の行動だけで株価を予測する指標を作ろうとするのも無理があると思った。司法試験の場合はロースクールへの移行という特殊事情も考慮しなくてはならない。
http://www.dir.co.jp/research/equity-mkt/index.htmlにもうすぐレポートがアップされるかもしれない(クオンツ情報の欄)。同じアナリストだと思う。