Human Planet 2&3

久しぶりにHuman Planetを見た。2話連続で。最初は砂漠で生きる人たち、二つ目が北極で生きる人たちを紹介している。同じくBBCが制作したLifeと似たようなシーンは多い。Lifeが人間以外の生物を対象にしており人間との関係を描いていなかったのに対して、Human Planetでは生物と人間の関係を中心に紹介している。
砂漠も北極も生活するには非常に過酷な環境だがそんな場所でも環境に適応してなんとか生きているのだから素直にすごいなと思ってしまう。砂漠に井戸を掘って、それを地下トンネルで連結し、水道管代わりに使っているところもあり、大した道具もない中でよくそこまでやるなあと感心する。ラクダを引き連れて井戸を目指して旅する女性ばかりの集団も驚くべき能力を見せつけている。砂漠の真ん中で何一つ目印なんてなさそうだが、砂丘や夜空の星などを頼りに井戸まで数日かけて旅するのだから。さぞかし大きな井戸なんだろうなと思っていたら直径1メーターもなさそうな小さな井戸で傍らに小さな木があるだけで、こんな小さな物を迷うことなく見つけてしまうのだから更に驚いた。
北極で生きる人たちは、自ずとイヌイットが中心になるが、外見が日本人に似ているなあと思った。しかも名前まで日本人みたいで移民?て考えたり。保存食として、夏に捕まえた鳥をアザラシのおなかの中に入れて発酵させたものを紹介していたが相当くさそうな食べ物だ。しかも羽毛まで食べているし。