あしたをつかめ〜平成若者仕事図鑑「ファイナンシャルプランナー」

昨日、妻と一緒に録画しておいたものを見る。私もファイナンシャルプランナー(FP)の資格をもっているが仕事にはまったく関係がない。プランの作成を行った経験もないし、丘サーファーならぬ丘FPだ。
この番組では生命保険会社に勤務するFPを紹介していたが、FP本来の仕事を紹介するのであれば、金融機関に所属していない独立系のFPを紹介すべきだろうと思った。保険会社や銀行、証券会社に所属するFPはFPというよりも、営業マンとしての役割が大きいためだ。番組中でも、取材対象のFPは保険などの営業成績は出遅れていると紹介されており、仕事の目的は金融商品を売り込むことであると言う点が正直に伝えられていた。
相談しにくるお客もプラン作成だけに何万円も払うのは抵抗があると思うし、ビジネスとして成立させることは難しいのだろう。そのため金融商品を販売し、そこから得られる販売手数料でプラン作成費用を捻出しようとするのもやむを得ないのかなという気はする。ただトータルで見て、有料でプランを作成してもらい、金融商品は別の会社から購入するほうがコストは抑えられる可能性は高くなると思われる。